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2026.8.2
検定・資格
第13回 新パーソナルカラー検定を終えて

第13回 新パーソナルカラー検定を終えて
― 今回の検定で特に重視した3つのテーマ ―
第13回新パーソナルカラー検定も、多くの皆様に受験していただき、誠にありがとうございました。今回の検定では、従来から大切にしているパーソナルカラーの基礎理論に加え、これからの時代だからこそ身につけていただきたい知識や考え方を、これまで以上に意識して出題しました。
色彩を取り巻く環境はこの十数年で大きく変化しています。私たちはスマートフォンやパソコン、SNSを通して色を見る時間が増え、色彩が活躍する分野も美容やファッションだけでなく、映像、広告、ゲーム、アニメーション、企業ブランディングなどへと広がっています。こうした時代の変化を踏まえ、今回の検定では次の三つのテーマを重視しました。
① 光源色と物体色 ― デジタル時代に欠かせない色彩知識
スマートフォンやパソコンの画面で見る色は光源色(RGB・加法混色)、一方、洋服や肌、風景など日常生活で見る色は物体色(CMY・減法混色)です。同じ色でも成り立ちが異なり、見え方や受ける印象にも違いが生まれます。オンライン診断やSNSが普及した今、この違いを理解することは色彩を学ぶ上で欠かせません。画面上での印象と実際に対面したときの印象が異なる理由を理解するためにも、この分野は今後ますます重要になると考えています。
② パーソナルカラーと流行色は対立するものではない
似合う色は大切ですが、色は時代の空気や社会心理も映し出します。流行色は単なる流行ではなく、その時代を映す鏡でもあります。パーソナルカラーを学ぶ人ほど、世界のデザイナーや各種機関が発表するシーズンカラーにも目を向け、似合う色と時代性を組み合わせた提案力を身につけていただきたいと考えています。その視点を育てることも今回の検定の目的でした。
③ パーソナルカラーから『色彩演出』へ
今回の検定では、ドラマやアニメーションのキャラクターを題材に、色によって人物をどのような印象に演出するかという問題も出題しました。色彩演出は映像だけでなく、広告、企業ブランディング、店舗演出、商品企画、接客、教育など幅広い分野で活用されています。パーソナルカラーも、この大きな色彩演出という世界の一分野として位置付け、応用力を育てることを目指しています。
色彩教育も、時代とともに進化する
今回の検定では、光源色と物体色、流行色、色彩演出という三つのテーマを柱として出題しました。もちろん、従来から大切にしている基礎理論についても幅広く出題しています。しかし、これからの色彩教育は『似合う・似合わない』だけでは十分ではありません。色彩を理論的に理解し、その知識を実際の仕事や生活の中で活かし、人や商品、空間、作品をより魅力的に演出する力が求められています。
私たちが目指しているのは、『似合う色』を知る人を増やすことだけではありません。色彩を理解し、活かし、伝え、社会のさまざまな場面で応用できる人材を育成することです。美容やファッションはもちろん、教育、広告、デザイン、映像、接客など、色彩が活躍する場面は年々広がっています。
【新パーソナルカラー検定は、パーソナルカラーのためだけの検定ではありません。色彩を使いこなし、社会に新しい価値を提案できる人材を育てる検定へと進化しています。】
これからも新パーソナルカラー協会は、時代の変化を見据えながら、理論と実践を結び付けた色彩教育を通して、色彩文化のさらなる発展に貢献してまいります。

