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2026.1.27
トミヤママチコのブログ
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政治家の装いから読み解く「色の演出効果」― 高市早苗さんのファッションに見る、色選びの理論 ―

現在、衆議院選挙の最中ということもあり、政治家の言葉や政策だけでなく、装いにも注目が集まっています。
その中で、色彩の視点から見て興味深いのが、政治家・高市早苗さんのファッション、特に色選びです。【高市さんの装いに見られる一貫した色の軸】
高市さんの服装を拝見していると、比較的はっきりとした傾向が見えてきます。
基本となるのは青系の色で、濃紺ではなく、やや明るさを感じるブルー。
派手ではありませんが、存在感は失われず、にごりの少ないクリアな質感が特徴的です。青はもともと、知的・冷静・公的といった印象を持つ色です。
その青を暗く沈ませすぎず、しかし軽くもなりすぎない明るさで使うことで、「知的でありながら前に出すぎない」「強さはあるが威圧しない」印象がつくられています。
ただし、色彩の演出効果として一つ付け加えるとすれば、青という色は視覚的には収縮して見える性質を持っています。
そのため、もともと小柄な高市さんの場合、全身を青系でまとめることで、より細く、やや痩せた印象に見える効果が生じることもあります。
これは欠点というよりも、青という色が持つ視覚的特性によるものであり、どのような印象を優先するかによって、意識的に使い分けることができる要素だと言えるでしょう。【例外としてのソフトホワイト】
一方で、例外的に非常に印象的だったのが、トランプ大統領との会談時に見られたソフトホワイトのコーディネートです。
白は明度が非常に高く、膨張効果があり、明るく親しみを生みやすい色です。
純白ではなく、やや柔らかさを含んだ白を選ばれていた点からは、威圧せず、距離を縮め、対話を重視する姿勢が読み取れます。【色はセンスではなく尺度で選べる】
一般に、色の選択はセンスや感覚に委ねられがちですが、色には明確な尺度があります。
それが、色相・明度・彩度という色の三属性です。
さらに、色は必ず物体として現れるため、質感(清濁)も重要な要素となります。【4Dパーソナルカラーという考え方】
新パーソナルカラー協会では、色の選択を
色相・明度・彩度・質感(清濁)
という4つの要素で整理しています。
完成された分類を覚えるのではなく、色の性質を分解して理解することで、
色の選択はより簡単で、再現性の高いものになります。【色を理論で捉えるということ】
イメージは感覚的に見えて、その裏側には必ず理論があります。
色を理論で捉えられるようになると、自分をどう見せたいか、どんな印象を演出したいかを、感覚任せではなく、的確に選ぶことができるようになります。
私たち新パーソナルカラー協会は、色を難しいものとしてではなく、誰もが正確に、自由に使えるものとして社会に活かすことを目的に活動しています。
