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  • 2025.12.30

    トミヤママチコのブログ

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    検定について、あらためて考える ― 新パーソナルカラー協会・検定を終えて ―

    今年も後期の新パーソナルカラー検定が無事に終了し、前期後期年2回の検定を継続して実施することができました。

    まずは、この検定に関わってくださったすべての方に、心より感謝申し上げます。

    近年、「検定」というものの位置づけは、以前にも増して難しくなってきていると感じています。
    検定には、知識を確認する場であると同時に、受験料を支払うという現実的な側面もあります。
    だからこそ、検定とは何を伝えるものなのか、そして本当にやる意味があるのかという問いは、常に自分たちに向け続けなければならないものだと思っています。

    セミナーや講座は、ある意味で一方向的に知識を伝える場です。
    一方で、検定は、合格するために自ら学び、理解し、整理することが求められます。
    その知識が良質であれば検定は有効ですが、誤解を招くものであれば危険もはらみます。
    色彩に関していえば、日本には、独自の感覚や風土の中で育まれてきた豊かな色彩文化があります。

    しかし、色の選択の背後には必ず理論的な構造があります。
    それを意識化することで、色はより合理的に扱えるようになります。

    色彩効果とは何か?その一環である似合う色とは何か?
    その問いに対して、単純化しすぎないためにも、私たちは4Dという「色の部品」を提示しています。

    顕色系の観点である 色相 明度 彩度、そして質感という立体的な要素を表せる属性として清色、濁色を提唱しています。
    さらに4DのDはdirection(方向性)であって色の絶対値ではありません。
    色は相対的な存在なのであえて方向性という位置づけをしています。

    4Dパーソナルカラーは流派ではなく、すべての色選択の基礎となる考え方です。

    色をひとりよがりにしないためには、客観性が必要です。
    その考え方は、パーソナルカラーだけでなく、舞台、美術、アニメーションなど多くの分野で役立ちます。

    新パーソナルカラー検定はそのコンセプトがぶれないように、さらに役に立つ検定を実施していきたいと思います。

    代表理事 トミヤママチコ